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「ダメなモノは捨てて、業界から去ってもらう」(蝶野)/5月5日「PREMIUM」対戦カード発表!
掲載日: 2008年04月15日
 

4月15日、東京ドームホテルにて、5月5日に後楽園ホールで開催される「PREMIUM」の記者会見が開かれ、主要対戦カードが発表された。
 
会見に出席したのは、ゼネラルマネージャーを務める蝶野正洋選手、リキプロの長州力選手、DRADITIONの藤波辰爾選手。マット界の頂点を極めたレジェンドたち3人の揃い踏みとなった。
 
さらにこの会見にはZERO1-MAX(以下ZERO1)の中村祥之氏を始め、新日本プロレスとDRADITIONのフロント、さらに渉外担当のタイガー服部レフェリーも出席。「PREMIUM」が単なる一過性のイベントではなく、それぞれの枠組みを超越して結びついた大きな運動体であるということをアピールした。蝶野選手らのコメントと質疑応答は以下の通り。
 

=蝶野選手のコメント=
「キーワードはプロレス界のエゴを取り除くこと。自分たちは、新日本の中でもエゴを外してレジェンドという形ができている。それが新日本だけでなく、一歩(外へ)踏み出す。今回は団体を問わずフロント陣も含めてエゴを捨てる。それがプライドでもあるんですけど、そういった障害を整備して、今回のリングを作るのが我々の役割。自分たちの持っている経験やエキスを出して、若い世代に受け継いでもらいたい。プロレスに対する夢や可能性を、もう1度現実にするということです。ここ最近の対抗戦の中で、選手たちが生き生きとしている。レスラー本来の個人の闘い、闘志に火が点いている。やっぱりこういう環境を作らないといけない。エゴを取り外して、選手個人の闘いになると。その中で、ダメなモノを捨てて行く。業界から去ってもらう。それぐらいの気持ちで(やる)。それは選手もフロント陣も同じ気持ち。色々と背負っているモノが、皆さんそれぞれあります。ただ、ここに集まる以上は、そういうものを省いた役割ということで。(『PREMIUM』のフロント陣は)それぞれが団体を取り仕切っているので、仕事が早いです。ここでも裏方として“プロレス界のプレミアム”としての能力が出せる。この強力な陣営でスタートして行きたいと思います。藤波さんも長州さんも、新日本の現場の黄金期も、経営の黄金期も、両方経験されている方なんで、とりあえずその黄金期を越すようなモノを作り上げて行くということが目標。若い選手たちが経験していないモノを指導したりして、ぜひそのエネルギーを使ってもらいたいと思います。よろしくお願いします」
 

=長州選手のコメント=
「まず、レジェンドは、蝶野と話して『ぜひ藤波選手に参加してもらおう』と。そうしないとレジェンドの人間も大きくならないということでね。何回も話し合いを持ち、レジェンドができ、今回は蝶野の方からこのプレミア的な企画(が出た)。新日本に限って言えば、本隊にはこれからも蝶野の方から圧力的なモノが発生するかも分からない。蝶野が言ったように、悲しいかな(選手の)自分1人1人の個性というのはエゴであり、プロレスラーとしてのプライドを持って長年やって来たわけですから。自分としては、最後にレジェンドと『PREMIUM』。どれぐらいできるか分からないですけどね。カードについても、蝶野が言えば第1試合から自分が出てもいいし。そういう所から、自分のエゴをいい方向に持って行って、十分使って欲しいなと思います。今回は性根を据えて頑張りますので、よろしくお願いします」
 

=藤波選手のコメント=
「ある部分ではやっと少し形が見えて来たのかなという感じ。今だからこそやる意義があるのかなと。また反対に、プロレスにまた夢が持てるというのか。今までプロレスに手に汗握ったファンが、もう1回(プロレスへ)目を向けてみようかなという。そういう動きがこの『PREMIUM』に感じられる。そういう意味では、自分ももう1回コンディション作りをして、全力投球してみようかなという感じです」
 
=マスコミとの質疑応答=
--藤波選手の対戦相手は未定となっていますが?(タッグマッチ=パートナーは獣神サンダー・ライガー)
藤波
「自分に選ばせてもらうとしたら、ライガー選手はJr.、僕はJr.とヘビーのベルトを巻いた経験があると。そういう部分では、やはりそういう経験を持っている選手とやってみたい。中でも、この間(3月21日千葉)は中邑(真輔)君とやったわけだから、棚橋(弘至)君なんか面白いと思いますけどね。今、勝手に名前を出したんだけど、これは蝶野の方から話は(する)?」
蝶野「もちろんです。(実現の方向へ)持って行きます」
 
--長州選手は対戦相手(田中将斗&大森隆男&長井満也/パートナーは越中詩郎&AKIRA)にどういう印象をお持ちですか?
長州
「僕は、ああだこうだ言うのはないですね。まぁ、希望としてはやはり藤波選手と試合を『PREMIUM』の中でやりたいですね」
藤波「やりましょう」
長州「そんな先じゃなくて、早い内にね。もったいぶるカードじゃないしね、これはね」
 
--蝶野選手は対戦相手(大谷晋二郎&関本大介/パートナーは佐藤耕平)にどういう印象をお持ちですか?
蝶野
「(絡むのが)次世代の担い手の3人ということでね。やっぱり若い選手たちは舞台で成長して行くというか、経験を積むということ(が重要)だと思うんで。大谷選手というのは、会社(ZERO1)を抱え、何人もの選手を抱えている苦しさと闘っている部分だと思います。ただ、ZERO1の興行ではなく、選手として純粋に上がれる環境を作ってやると。これは、永田(裕志)、中西(学)、天山(広吉)、それから吉江(豊)。若い人たちにバトンタッチする扉を開けなきゃいけないのが、この連中だと思っています。どこかで疲れているんだったら、叩き落すし、上って来るなら、上って来るというつもりで、俺はどの闘いというのも楽しみにしています」
 
--今後、「PREMIUM」は継続して行く?
蝶野
「当然、考えています。だからこそ、各団体からのスタッフという設定もできています。今回は5月5日ということですけど、その次に続くモノはもうできています。楽しみにして下さい」
 
--それぞれのエゴを捨て、錚々たる顔ぶれが集結した「PREMIUM」。これに加え、蝶野選手たちが行動を起こせば、棚橋選手らの参戦もあり得るという状況となった。もし、実現すればまさしく豪華絢爛な「PREMIUM」興行となるが、果たして?


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【写真:山本正二/記事:新日本プロレスオフィシャル携帯サイト】