
明日8月30日に後楽園ホールで開催される「PREMIUM」。この大会のセミファイナルでシングル初対決に臨む蝶野正洋選手、大森隆男選手(ZERO1-MAX)が、それぞれ意気込みを激白した。
=蝶野選手のコメント=
「俺自身、シングル戦は今年に入って初めてという事で、非常にワクワクしている部分と、不安な部分、久しぶりに自分の中でも機運が高まってきている。大森選手とはタッグで何回か闘っているけど、シングルは初なので。これから長期休養に入るということで、その辺の詳しい事情は分かりませんが、明日のリングではそういう事を忘れて“一プロレスラー”として思いっきり暴れてもらいたい。そういう意味では、ちょうどいい舞台になるんじゃないかなと。彼も長いキャリアをやっているから、ここでもう1度時間を置いてプロレスを見つめなおす事は、今後のためにプラスになると思う。全日本プロレス、プロレスリング NOAH、WJ、ZERO1-MAXという団体を渡り歩いてきて、逆に一貫して団体に色づけされる事なく自分のカラーを持っている選手。当たるのが楽しみだよ。(プレミアムルールについて)色々な選手が集まった時の枠を1つ決める事が絶対に必要。自分は元々あるルールの中で闘ってきたけど、今は選手権試合ですら訳が分からなくなってきている状態。これは、自分からの提案でもあるよね。業界内の価値観の問題、差別化というところで、ルールが無くなってきている。一歩外に出て他のジャンルと見比べた時、プロレスってどういう競技なのという事すら説明がつかない。基本になる元が無いから分かりにくいし、基礎が無いまま柱ばかりが立っているから、すぐにグラついてしまう。プロレスは外に出て行く時期に来ていると思うので、その波に乗るための準備をしていかなきゃいけない。『プロレスって何なのか?』という事です」
=大森選手のコメント=
「蝶野選手とはタッグで過去に2回闘ったことがありますが、どちらかと言えば力とかスピードで勝負する人ではないと思う。その代わり、インサイドワークが上手くて、立ち回りとか駆け引きで勝負してくるところに関しては凄いなと思っています。(プレミアムルールについて)最初にパッと聞いた時、試合にはそんなに影響がないと感じて、何でそういうところにこだわる必要があるのかなと。やっぱり僕らって、ロープブレイクとか場外カウントに関してあまり深く考えたことがなかった。でも、改めて考えてみると、無意識でやっていたことを意識しなきゃいけなくなる。ロープブレイクは肘や肩がロープの外まで出た時で、場外カウントは10まででしょ?対戦相手だけじゃなくて、敵がもう1人増えた感覚です。(プレミアムルールは)大きいですね。僕は(ZERO1を退団しても)引退するつもりもないし、休業という表現も勝手なマスコミの解釈です。確かに、先はどうなるか全然分かりませんけど、今の段階ではこの試合が一区切りになると考えています。 PREMIUMという場があるから、蝶野選手とのシングルは実現したカードだと思っていますし、誰もが上がることのできないリングで闘えることを光栄に思っています。僕の持っているものを全て出します」 |