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試合結果
第5試合 30分1本勝負
中西学 24分30秒
ジャーマンスープレックスホールド
吉江豊×
レフェリー:保永昇男

 試合経過情報

2005年8月の「G1 CLIMAX」公式戦以来となる、両雄のシングルマッチ。2人ならではの重厚なロックアップから、吉江が裏拳、ミドルキック、串刺しボディアタック、正面飛びドロップキックで先制。中西が場外に逃げると、追いかけた吉江がリング下のマットを剥がし、場外ボディスラム。さらにエプロンを走ってのダイビングボディアタック。リングインしてからも、アバランシュプレス、逆片エビ固め、ヘッドロックと一方的に攻め立てる。
だが、これを振りほどいた中西は、ショルダータックル合戦、チョップ合戦からベアハグで吉江を捕獲。場外に落ちた吉江に、エプロンを走ってのスピアー。そしてマットを剥がすと、場外水車落としでお返し。
深いダメージを負いながらも、何とかリングインした吉江は、張り手合戦で食らいつく。すると、中西はチョップ、クロスチョップで一蹴し、串刺しラリアット、ヘッドバットで追撃。
劣勢の吉江は、ランニングボディアタックで中西を後退させ、アバランシュホールド、ボディプレス。中西がカウント2で返すと、エルボー合戦から吉江が地獄突き、中西がチョップ。ここで中西は、吉江の裏拳をかわし、野人ハンマー。
そして、吉江がカウンターの裏拳を叩き込めば、中西はカウンターの野人ハンマーで逆襲。野人の雄叫び&野人ダンスからのラリアットでフォールするが、吉江はカウント2で返す。
吉江はリバーススープレックス、ランニングボディシザースで中西に体重を浴びせ、キャメルクラッチ。
脱出した中西は、突進してきた吉江にスピアーを合わせると、アルゼンチンバックブリーカー。吉江が動いて脱出すると、中西は雪崩式攻撃を狙う。すると、吉江はコーナー上で耐え、体重を浴びせたプレスで圧殺。さらに、バックフリップ、ランニングボディプレスからダイビングボディプレスでフォールに行くも、中西はカウント2で肩を上げる。
吉江は裏拳から再度コーナーへと上るが、中西は今度こそ雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばす。
両者ダウンの後、立ち上がった吉江は裏拳、エルボーを乱射。中西は途中でかわしてバックを取り、ヘラクレスカッターからフォール。吉江は意地のキックアウト。
なおもエルボーで食い下がる吉江に対し中西は、ラリアット、ショートレンジラリアットを叩き込み。最後は、ジャーマンスープレックスホイップからジャーマンスープレックスホールドで吉江をピンフォールした。

24分を超える大熱戦を制した中西は、「吉江、俺にはお前が必要や。お前にも俺が必要なはずや。皆さん、とことんまでやる吉江豊、トコトンまでやる中西学、何回でも見たいですよね? 吉江、口達者になったやろ。せやけど、心の声で俺に返してくれ!」とマイクアピール。2人への大声援が起こる中、吉江は「面白かったよ! オイ、借りは絶対返してやるからな!」とマイクで返答。中西は勝ち名乗りをあげ、意気揚々と引き上げて行った。


 コメント

中西「(マスコミに向かって)今、どんな時代や? 世間一般的にはどんな時代や? (『ちょっと元気がないと思います』)厳しい時代やな。厳しい時代やし、あれやな、不況やな。何でそんな不況になったと思う? それはもったいない事したからですよ。やっぱりものは大事にしなあかんし、ものを大事にできへん人は、人も大事にしなあかん。俺がよく言われることです。ものを大事にする、人を大事にする、もったいない事はせぇへん。中西学を吉江豊から遠ざける程、もったいない事はないと思いません? もったいない事はしたらあかんのですよ。ただ、実社会やったら手遅れな事は山程あるんです。せやけど、俺と吉江やったらまだ間に合うと思うんですけど、どう思います? リングで言ったように、俺にも吉江豊がおらんという事は物足りない、もったいない。俺は必要としていますよ。プロレス界も良かれと思ってやった事ですよ。せやけど、結果的に言ったらもったいない事がありました。細かい事は分からんけど、俺と吉江の事に関してはそうです。闘いがあれば、誰が相手でもやります。せやけど、ここまでできる奴はいないと思いますよ。さぁ、後はアイツがどう動くかですね。俺はいつでもいける。実際にPREMIUMっていう所まで来てるんや。でも、奴がもう1歩動かな。今、奴はDRADITIONの何? (『エースです』)せやろ、エースやったら、動けるよな。もう1個の言い方しようか、動かせられるよな。何を動かすかっちゅう事ですよ。新日本プロレス動かして、俺をDRADITIONに呼ぶってか。面白いね。面白いっちゅうか、今のアイツはそれができる立場やろ。闘いのある所、意味のある闘いのある所に、俺は思いっきり突っ込んでいきますから。(試合後に)吉江豊が俺のマイク返して心で叫んだよね。あれが真実ですよ。自分らが楽しなかったら、お客さんも楽しい訳がない」

吉江「(コメントブースのベンチの上に倒れこんで)熱い、熱い! よく立ったよね、中西学! つえぇな。もう一言、面白いな、面白くてしょうがないよ。痛くてしょうがねぇよ、キツくてしょうがねぇよ。でも、面白くてしょうがないよ。もうそれしかないよ。見てれば分かるでしょ? スゲェよ、痛いよ、面白いよ。理屈なんかいらねぇよ。理屈を混ぜたら、中西学に太刀打ちできねぇよ。負けて、何、マイクが達者になっただ? 達者に喋るかって。あれが全てでしょう。負けて面白かったなんておかしな話だけど、面白かったよ。勝ちゃもっと面白かったけどね。やり残した事が出来すぎだろ。また出来たよ、こうやって。何だ中西、あの言葉は? そんなに面白かったのか、俺とやって? じゃあ相思相愛じゃないか。こんなの、組まざるを得ないでしょう。やろうよ、やろうよ。やっている人間だって、観ている方たちだって、こんなに楽しんでいるんだよ。いいじゃないか。DRADITIONの吉江豊として……分かんないよ、リングに上がったら、DRADITIONの吉江豊とか忘れて、いちレスラーの吉江豊になっているかもしれないけど、ここにいいものを持ってくる必要はないですよ。俺はDRADITIONにどんどんどんどんいいものを(持ち込む)。(その為にPREMIUMに)出てやりますよ。もう絡むと思っていなかった相手とこうやって絡んでいるわけだ。いいものにしようよ……“しようよ”じゃなくて“させるよ”、絶対。いいよ、中西学。追いかけるとかじゃなくて、また楽しみたいね。以上!」



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